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2008年10月31日

秋は遠足! 本郷ふじやま公園

キンモクセイの香りにふと気付いたら、日も短くなり、朝晩は冷え込み、一気に秋モードになりました。暑い間は一時休止していたウォーキングをやっと再開。遠足気分で飲み物とお菓子を持って行きたい所がいっぱいあるのですが、手始めに近い所で、好きな古民家を見に「本郷ふじやま公園」に行ってみました。

JR根岸駅から5つ目の本郷台駅で下車し、港南台方面へ進み、信号を渡って、銀杏並木の歩道をまっすぐ歩いていきます。これからの季節は、銀杏の葉が黄色に色づいてきれいですよね。しばらく平坦な道を歩くと、鎌倉街道に出ます。鍛冶ヶ谷の信号を渡ると、道は細くなり住宅地の中へ。T字路を右へ曲り、ゆるい坂道を登ると、本郷ふじやま公園(古民家入口)に到着。ここまで、迷わなければ20~25分位です。


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振り返ると、ずいぶんと高台まで登ってきているのにびっくり! 市街地が見渡せました。晴れた日はここから富士山が見えるそうです。

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りっぱな長屋門(中央が通路になっていて、向かって右側が板敷きの穀物入れ、左側が土間の納屋になっています)をくぐると・・・

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ひろ~い中庭、正面にドーンと主屋。江戸時代末期の鍛冶ヶ谷村の名主、旧小岩井家をこの場所に移築して復元しました。この建物は格式のある農家のお屋敷で、横浜市指定有形文化財になっています。左の方に「式台」と呼ばれる、身分の高い人が使用する公式の出入り口があります。

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入ると3間続きの客間があり、その座敷の壁が全て朱色に塗られています。珍しいですよね。ベンガラで色を出しています。当時、朱は高貴な色でしたので、客間に使ったそうです。

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柱の釘隠しも江戸時代のインテリアとして貴重な物です。

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この建物の耐震の工夫もすぐれたものだそうです。右の一般の入口を入ると広い土間。天井を見上げると、みごとな梁。

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囲炉裏や水屋があるお勝手も、使用人や家族の多さを忍ばせる広さです。三連の大きなかまどもあります。


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私の祖母の家にも小さなかまどがありました。ほっかむりをして、もんぺをはいた祖母が、ポキポキと枝を折ってかまどにくべると、パチパチ火が燃えます。私と妹と従姉が順番に、ほっぺたをふくらませながら竹筒を吹くと、もくもくと煙がたち、お釜のご飯がしゅんしゅん炊けます。ヒグラシが鳴く頃には、薄暗い土間に西日が差し込んできて・・・。昭和の時代を思い出させます。

古民家を出て、公園内を一周してみました。畑があって、その周りが少し広場みたいになっています。遊歩道は安全に整備されていて、現在は栗やどんぐり等の木の実がいっぱい落ちていたり、柿や桑が実をつけていたりと、実りの秋の風情。これからは紅葉がきれいでしょうね。11月8日(土)には「収穫祭」があるそうです。サツマイモ、里芋、大根、人参、ねぎなどが「ふじやま鍋」となって振舞われるそうです。古民家の敷地内にある工作棟では、草木染の染色教室やフラワーアレンジメントのクリスマスグッズ作りなどの教室も開かれています。
(詳しくはhttp://www.k5.dion.ne.jp/~h_fuji_p/

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横浜市内にこんなに自然が残ってる所があったなんて、少し驚きました。
『葉擦れの音 夕日のオレンジ 深呼吸 土の山道 落ち葉はゴミじゃない』字余り。

■本郷ふじやま公園
住所/横浜市栄区鍛冶ヶ谷1-20
TEL/045-896-0590
URL/http://www.k5.dion.ne.jp/~h_fuji_p/
◇古民家ゾーンご利用案内
開館時間/9:00~17:00
休館日/毎月第1水曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始(12/29~1/3)
交通案内/JR根岸線本郷台駅から徒歩30分
    大船駅よりバスで、鍛冶ヶ谷町下車徒歩5分
    港南台駅よりバスで元大橋下車徒歩9分
    大船・港南台・金沢八景駅から中野町下車徒歩7分
駐車場/あり(有料)
入場料/無料